第11章 悪魔の心臓
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シャ「どういうことよ…メストがギルドの一員じゃないかもしれないって…」
リリ「最初はただの勘だった…だが不思議なことに疑えば疑うほどメストという男に関する知識がはっきりしてくる」
シャ「え?…なによそれ。全く意味わかんないわよ」
リリ「不自然なんだよ…ギルドに入って間もない俺のヤツに関する知識。名前はメスト・グライダー、ミストガン…王子の弟子、昨年もS級昇格試験に選ばれるが惜しくも失格…それだけだ。それ以外の知識はぼやけてあやふやだ」
シャ「だからあんな変態に付き合っちゃダメって言ったのに!!」
リリ「とにかく急ぐぞ…ウェンディが危ないかもしれん」
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皆んなの様子を見ようとしたアカリ。しかし本来ここに居ないはずのリリーとシャルルの姿を見つける
アカリ「!!なんでリリーとシャルルが?……メストと関係がある…の?」
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ウェ「こんなお花見たことないですよ!メストさんほら!…!!うわぁぁぁっ」
メス「知りたい…見たことない花の味というものを俺は知りたい」
ウェ「花をたべないでくださーい!」
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ハッピ「ねぇナツぅ…てっぺんいかないの?」
ナツ「そんことだがよぉ…イグニールのマフラーこんなにしやがったアイツを探してぶん殴んねぇと気がすまねぇ」
ハッピ「アイツ探しながらお墓も探すってこと?どっちかに絞ろうよ…」
ナツ「全部まとめていっぺんにやんだよ!」
ハッピ「ナツらしいね…」