第11章 悪魔の心臓
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アカリ「嫌な魔力に嫌な予感……今年は一波乱ありそうね」
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マス「……」
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強大な悪が近づくことを知らない皆んなは二次試験突破を目指す。
カナとルーシィはおそらく特定できたであろう墓の場所へと向かい、グレイとロキは2人の後をつける。
なかなか簡易ベースに戻ってこないメストとウェンディをエルザと共に探しに行ったジュビアは本当はグレイの応援に行きたいのにエルザに引っ張られていく。
一方レビィとガジルは喧嘩をしてしまい。レビィは1人森の中を走っていた。
レビ(なによアイツ…ちょっといいヤツになったと思ってたのに……やなヤツ。大っ嫌い…大っ嫌い!!)
「…ガジル?……!!」
「かぁっ!!」
レビ「うわぁっ!」
「何!?あんたたち!!」
「イッヒッヒッヒぺろ」
レビ「えっ!?ぅわぁ!!」
「まずは1人!」
レビ「!!」
ガジ「小せぇと探すのが大変なんだよ。だから…俺から離れんじゃねぇ」
レビ「うん…」
ガジ「で?……なんだコイツらは」
レビ「あの紋章は…悪魔の心臓!?闇ギルド最強のギルドが何でこの島に!?」
ガジ「マスターは試験内容に闇ギルドを配置してんのか?」
レビ「そんなわけないよ。コイツら…どっかから侵入したのよ」
ガジ「ま、仕事にはアクシデントは付き物だ…それがS級の仕事なら尚更。これくれぇのアクシデントを排除できねぇようじゃS級の資格は無ぇとも言えるな」
レビ「でも…相手は悪魔の心臓。バラム同盟の一角…私達が独断で手を出すわけには」
「ヌハハハハハハ…これだから正規ギルドは。規則規則息が詰まるのぉ」
「戦争にルールはないペロンペペペペペ」
ガジ「戦争だぁ?」
レビ「あんたたちは!?目的はなんなの!?」
ヨマズ「我は悪魔の心臓が魔導士。ヨマズ!」
カワズ「同じくカワズ」
ガジ「ヨマズにカワズ?」
ヨマズ「目的は……轟!」
ガジ「うぉぉぉぉっっ!!」
レビ「耳がっ…!!」
ヨマズ「ここにいる妖精を狩ることなり!」
カワズ「ペェッペッペッペッ」