第10章 S級魔導士昇格試験
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そのメストとウェンディはグレイ&ロキと闘っていた。
メストが気絶している間、グレイとロキは最終奥義を使いウェンディを倒し先へ進む
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グレ「よぉし!一次試験突破だー!」
ロキ「ナツとかフリード辺りが一次で落選してたら先は気が楽なのにね…いや、カナも手強いかな」
グレ「バカいうな。S級魔導士になるために楽な道なんかねぇんだよ」
ロキ「わかってるって~…メストにしたって実際僕達がよく勝てたなって思うよ」
グレ「つーかアイツあんなに弱かったか?…まぁウェンディはおいといて昔はもっと強かったような…」
ロキ「僕達が強くなってるのさ」
グレ「あれ…思い出せねぇ。俺は昔アイツと闘ったことあったか?」
ロキ「お、記憶喪失ネタだね。そういうのルーシィ喜ぶよ」
グレ「えぇーと…メストは前回の試験で良いとこまでいったんだよなぁ」
ロキ「たしか…そうだったね」
グレ「アイツ…前回のパートナー誰だった?」
ロキ「あれ?誰だっけ…」
グレ「なんでだ…全然思い出せねぇ」
ロキ「僕もだ」
グレ「メストに関する記憶があやふやな気がする」
ロキ「たしかに。彼のことを思い出そうとするとどこかで記憶が途切れる」
「「……?」」
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ルー「グレイ!ロキ!…やっぱり一次試験を突破してきたんだね」
カナ「とりあえずおめでとう」
レビ「私達、静のルートでよかったね」
ガジ「どこが!誰も殴れなかったんだぞ!」
グレ「一次試験を突破できたのはこれだけか…」
ロキ「ん?ナツは?」
ハッピ「あっちにいるよ」
グレ「なんだ?アイツ」
ロキ「どうしたんだ?」
ハッピ「それがね……」