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雷の竜と鬼

第8章 ギルダーツ



マグノリアの街に鐘の音が鳴り響く。

ルー「なに?」

ウェ「鐘の音?」

ナツ「この鳴らし方は…!!」

ハッピ「あい!」

エルフ「おぉ!!」

グレ「まさか!!」

「この鐘は…」「えらいこっちゃ…」

ナツ「ギルダーツが帰ってきた!!!」

ハッピ「あいさー!」

「「ギルダーツだぁ!!!」」

ルー「ギルダーツってあたし会った事ないんだけど何者なの?」

ミラ「妖精の尻尾最強の魔導士よ」

ルー「えぇ!?それってエルザやアカリさんより強いってこと!?」

エル「私など足元にも及ばんさ」

ルー「ど、どんだけやばい人なのかしら…」

ミラ「…たしかアカリは勝負に勝ったことあるわよね?」

アカリ「あれを勝ちと呼んでいいのか微妙なところだけどね」

ルー「えぇ……アカリさんはアカリさんでやばい人なんだ…」

「「うぉぉぉ!!!」」

ルー「どうでもいいけど…この騒ぎようなに?」

ウェ「お祭りみたいだね。シャルル」

シャ「ほんと騒がしいギルドね」

ミラ「皆んなが騒ぐのも無理ないわ…3年ぶりだもん。帰ってくるの」

ルー「3年も…何してたんですか?」

ミラ「S 級クエストの上にSS級クエストってのがあるんだけど…」

アカリ「その更に上に10年クエストって言われる仕事があるのよ」

ルー「10年クエスト…」

エル「10年間誰も達成した者は居ない…だから10年クエスト。ギルダーツはその上の更に上100年クエストに行っていた」

ルー「100年クエスト!?…100年間誰も達成出来なかったってこと?」

エル「あぁ」

「ギルダーツだ!」「ギルダーツが帰ってきたぞ!」

『マグノリアをギルダーツシフトへ変えます。町民の皆さん。速やかに所定の位置へ』

シャ「それにしても騒ぎすぎじゃないのかしら」

ウェ「なんでだろう…」

ルー「マグノリアのギルダーツシフトって何?」

エル「外に出てみればわかる」

外の様子を見に行くルーシィ達

ルー「う、うそ!?」

シャ「なんなのコレ…」
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