第7章 ウェンディ初の大仕事
ウェ「それじゃ雨が降りそうだから急ぎましょ…私空気の流れが読めるんです」
ハッピ「まさかぁこんなにお天気なのに?」
そういってる間に雨雲が集まり大雨が降る
ハッピ「なんだこの天気!」
ウェ「はやく雨宿りしないと!」
アカリ「そうね…風邪ひいたらいけないし」
フリ(俺の力ならこの程度の雨を避けるのは容易い…雨に濡れない術式をかければそれで済む。しかし今回はなるべくウェンディに手を貸さないのがルールとはいえウェンディに風邪でもひかれてしまってはわざわざついてきた意味がない…!クッ俺は…俺はどうすればいいんだ!)
「教えてくれ!ラクサス!もしお前がこの場に居たら一体どうする!答えてくれ!ラクサース!!」
アカリ「なーに叫んでんだか…」
ウェ「フリードさーん!こっちですー」
フリ「よかった…やはり手を貸さなくて正解だった」
ハッピ「?何ブツブツ言ってるの?」
フリ「フッわからなくていいことだ」
ハッピ「!!フリードの頭の中ってどうなってるんだろ…」
……………
その頃ルーシィ達は星霊の中で雨宿りをしていた。
「なんでこんな狭い場所でくっつかなくちゃいけないのよ!と申しております」
「しょうがないでしょ!雨宿りできる場所がないんだから…と申しております」
「あぁ…衣装や小道具が濡れないか心配だ…と申しております」
……………
ルーシィ達がウェンディ達を追いかけて行ったことを知りナツも追いかけることに決め列車に乗る。
しかしナツの乗った列車はオニバスの手前までしか行かずマグノリアと折り返し運転をするものだった。
だがすでに酔っているナツはそんなことを気に止めていられなかった。