• テキストサイズ

雷の竜と鬼

第7章 ウェンディ初の大仕事



……………

ウェ「それじゃ!行ってきます!」

シャ「……」

グレ「まじ気を付けな!」

カナ「フリード。ちゃんとウェンディのこと守ってあげてよ!」

フリ「心配無用だ。任せておけ」

マス「必要以上の手出しはいかんぞ…ウェンディの勉強にならんからな」

ハッピ「あいさー…」

シャ「……フンッ」

ウェ「……」

ルー「ほんとに大丈夫かな…」

リー「フリードが一緒なら心配ないと思うけど…」

カナ「でもあいつも…変に融通がきかないっていうか…マイペースなとこあるからねぇ」

シャ「…」

……………

『オニバス駅への列車は線路の破損事故により運休です』

フリ「さっそく試練だな。どうする?ウェンディ」

ハッピ「おいら飛べるからさ…一気に空飛んで連れてってあげようか」

ウェ「ううん…今度の仕事はできるだけ自分の力でやり遂げたいの。だからオニバスまで歩いていこうと思うの!」

ハッピ「えぇ!?めちゃくちゃ時間がかかるよ!フリードも止めてよー」

フリ「確かにその通りだな…」

ハッピ「ほらフリードもこう言ってる」

フリ「俺も歩こう。」

ハッピ「えぇ…」

フリ「この仕事はウェンディの意思を尊重する。マスターに言われたそれがいわばルールだ。ルールは守らねばならん」

ウェ「ありがとございます。フリードさん!」

ハッピ「頭固すぎ……」

……………

ハッピ「この距離歩くの?」

フリ「正確に言えばお前は歩くのではなく飛んでいるわけだが」

ハッピ「どっちもあんまり変わんないよ!」

フリ「言葉は正確に使うべきだ。術式を使う俺には言葉の大切さがよく分かる」

ハッピ「そんな話今されても…」

ウェ「行きましょ…急がないと日が暮れちゃいます。」

……………

その頃ギルドではあの劇団からの依頼と知りエルザはウェンディ達を追う気になる。
そこへミラからオニバス行きの列車が止まったことを伝えられやはり追うべきだとエルザ、ルーシィそしてシャルルはオニバスへ向かう。



/ 207ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp