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雷の竜と鬼

第7章 ウェンディ初の大仕事



ウェ「んー」

シャ「なかなかこれってのがないわね」

ウェンディとシャルルは依頼板の前で話し合う。

ミラ「おかえり。もう次の仕事探してるの?ウェンディもだいぶうちの仕事に慣れてきたみたいね」

シャ「ていってもこの街の中での簡単な依頼しかあんたが受け付けないじゃないの」

ウェ「ちょっとシャルル!」

ミラ「…でも小さな仕事で経験を重ねるのも大事だと思うから」

ナツ「でもよぉそろそろでっかい仕事にやってみてもいいんじゃねぇか?」

グレ「だな。遠くの街からの依頼とか」

ウェ「私、早く大きな仕事が出来るようになって…皆さんのお役に立ちたいんです!」

シャ「…」

マック「みんなの役に立ちたい…か」

ウォ「がんばれよ…」

カナ「こういう素直で健気な子を見ると応援したくなるね」

ウェ「がんばります!」

ハッピ「ルーシィもちょっとは見習ってほしいね」

ルー「あたしだって素直で健気でしょ?」

ハッピ「は?どこが?」

ルー「全部よ全部!…全身素直で健気の塊じゃない!」

ハッピ「素直?…健気?プフッ」

ルー「かぁぁ!なによー!!」

リー「でも留守にしてる連中が戻ってきたら驚くだろうな。こんな小さな子がいて」

ウォ「だな。ギルダーツとか」

マック「ギルダーツかぁ…」

グレ「相変わらず音沙汰ねぇみてぇだが…あの仕事行って何年になる?」

ナツ「3年…だっけか?」

マック「心配ねぇだろ…俺達ならともかくあのギルダーツだからな」

ウォ「そうそう。別格だからな」

カナ「……」
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