第5章 ファンタジア
収穫祭が終わって一週間。街はやっと落ち着きを取り戻す。
ラクサスが破門になった事は皆んなそれなりにショックを受けており、ナツにいたっては昨日まで駄々をこねていた。
ナツ「納得いかねーぞじっちゃん!!!なんでラクサスを追い出したんだ!!あいつだって仲間だろ!喧嘩したって仲間だろ!!! 」
エル「よさないかナツ!」
ナツ「オレはアイツともう一度勝負するんだ!今度は1vs1で勝てるように強くなって!!」
エル「よさないか!!!マスターの気持ちも考えろ…好きで破門にしたとでもおもっているのか」
ナツ「だけど……」
ハッピ「ラクサスはナツと同じドラゴンスレイヤーだったからね」
マス「いや、やつはドラゴンスレイヤーではない」
ハッピ「ふぇ?」
マスターの話を要約すると
ラクサスは小さい頃身体が弱くて。父親のマスターイワンが身体の中に滅竜魔法を使えるラクリマを埋め込んだ。
ということだった
ハッピ「滅竜魔法のラクリマ…そんなのがあるんだ…」
……………
マスターは孫の責任を取ってマスターの座を降りるという。皆んな必死に引き止め、フリードにいたっては坊主にする始末。
そんな中、彼女が姿を表す。
……………
アカリ「孫の責任取るためにマスターの座降りる。か…」
マス「!!アカリ…」
ナツ「アカリ!!」
エル「お前…」
ルー「あの人がアカリさん…」