第17章 大魔闘演武
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大魔導演武4日目の夜…いつもの酒場にて
ナツ「んだとてめぇもっぺん言ってみろグレイ」
グレ「たく…ギャーギャーうるせぇつったんだよナツ。暑苦しいんだよてめぇは」
ナツ「やんのかてめぇ」
グレ「やんのかてめぇ」
ハッピ「頑張れナツ!」
シャ「相変わらず元気が有り余ってるわね…ねぇウェンディ」
ウェ「炎を操る魔導士と氷を操る魔導士…ですもんね」
リリ「ま、仲良くニコニコとはいかんだろうな…奥が深い」
ジュ「あぁ!グレイ様喧嘩をしてても大胆で素敵!」
リリ「お前…色々大丈夫か」
ルー「はいそこまで!これ以上やったらまたお店壊しちゃうでしょ!」
ミラ「まぁ大魔闘演武も明日はお休みだしこれくらいいいんじゃない」
ルー「ミラさん…そういうことじゃなくて……てマスター!ほっといていいの?あれ!」
マス「んーここはいっちょガツンと言ってやるかの……ナツ!やるんだったらとことんやれぃドラゴンスレイヤーの気合い見せてみ!」
ルー「ちょっと!」
エルフ「そうだそうだ。ドラゴンを倒す滅竜魔法の使い手が泣くぜ!漢だ!」
ミラ「そうね」
ルー「やめてってば」
ナツ「言われるまでもねぇ。泣かすぞグレイ!」
グレ「やかましい…泣くのはてめぇだ!ナツ!」
ハッピ「いっただっきま……ひどい!なにこの扱い!」
ナツ「わりぃわりぃ」
グレ「つか避けろよ」
ハッピ「なんだよ…おいらだって妖精の尻尾の魔導士だよ……魚は生が好きです」
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ルー「ヒッ!……やな予感」
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ウェ「今治しますから」
ハッピ「おいらよりお魚を元に戻して」
シャ「だらしないわね」
ミラ「なんか…不思議よね。治癒魔法を使うあんなおっとりした子が同時に滅竜魔法も使うドラゴンスレイヤーなんて」
エルフ「だよな…しかもあいつら育てたのがドラゴンっつーんだもんな」
エル「やめんか!」
ナツ・グレ「「え、エルザ……」」
エル「貴様ら…今は最強の魔導士ギルドを決める大魔闘演武の真っ只中。しかも最終戦目前だぞ……最下位スタートからここまで巻き返したんだどのギルドも一筋縄ではいかん。気を引き締めなければならんこのときに貴様らは……私のケーキを!」
「「え…」」
エル「そこになおれ……切り捨ててくれる」