第15章 X791年 フェアリーテイル
《X791年 妖精の尻尾》
人が減り弱小と呼ばれているが四代目マスターの座にマカオがつき借金をしながらもなんとか存続している妖精の尻尾。
そこへ今やマグノリアを代表する魔導士ギルド黄昏の鬼が返済がまだだとやってくる。
ぐちゃぐちゃになったギルドに立ち尽くす皆んな。
そんな時落ちてきたスケッチブックから7年前に消息不明となった天狼組の絵が出てくる。
紙の中で笑うもう居ない仲間を見て皆涙を溢す。
「畳むときが来たのかもな……」
そんな時青い天馬のクリスティーナが来る。
「あれは!」
「まさか!」
「よくない…辛気くさいパルファムはよくないな」
「なぜここに」
「とぅ!…キラメッキ……メーン」
「落ちるのかよ」
イチヤ「お待たせ致しました。あなたのための一夜でーす」
「一夜様。気持ちはわかるけど少し落ち着いたら?」
「俺、空気の魔法使えるし」
「皆んな久しぶり」
ヒビキ「やぁ」
「ヒビキ」
レン「フン」
「レン」
イヴ「マカオさんまた老けた?」
「イヴ」
ドロ「青い天馬だ…かっけぇ!」
マカ「おい一夜…」
ワカ「一体何が…」
イチヤ「メン!共に競い共に戦った友情のパルファムを私は忘れない」
ヒビキ「アーカイブの情報解析とクリスティーナの機動力を持ってフィオーレ中のエーテルナノ数値を調べたかいがあったよ」
「「!!」」
イチヤ「天狼島は…まだ残っている」