第3章 あの子の事
そのまま私たちは色々な話をした。
紗奈ちゃんは21歳、ゆーりんは19歳であること。
日中はバイトをしていること。ここ、夜の街以外での交流はほぼないこと。
年齢を聞いた時ゆーりんと同い年だったことに少し衝撃を受けたけど親近感が湧いて嬉しい。
2人はとても仲が良く紗奈ちゃんだけに向ける安心した様な表情はかわいくて心が引かれた。
「んじゃ、そろそろ解散するか〜。」
「結構話したね。久しぶりにこうやって話すの楽しいわ。」
んーっと背伸びをする紗奈ちゃんと飲み物などの片付けをしている莉央とゆーりん。
私も片付けを手伝いながらゆーりんの方へ目を向けると目が合った。
少し目を見開いて驚いたような表情を浮かべて直ぐに目をそらされてしまった。
(やっぱりこうゆうところ見られたの嫌だったかな。)
「よーし!片付け終わり!」
「おっありがと莉央。」
「手伝ってくれてありがとね。結ちゃん。もありがと。」
「どういたしまして。」
「綺麗に片付いたね。じゃあ帰ろうか。」