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【ツイステ】学食アルバイト、はじめました

第1章 1日目



クロウリー「・・・ありがとうございます。
      で、では、失礼いたします。」

学園長はぼーっとした後に

おにぎり受け取って

ハッとしたように

出て行ってしまった

『・・・あ、おやすみなさい!!』

喜んでくれたかな・・

ゴミ箱とかに捨てられてないかな・・・

グリム「花子~!!
    それオレ様にも
    作って欲しいんだゾ~!!」

グリム君が私の肩に乗ってくる

というか

いつの間にか名前で呼ばれていて

仲良くなれたみたいで

なんだか嬉しかった

『・・・え?おにぎり?』

グリム「そんな食べ物初めてみたんだゾ!
    綺麗な三角形で
    オレ様にも食わせるんだゾ~!!」

『わ、分かった分かった・・・』

グリム君が握ったら

ご飯毛だらけになりそうだしな・・・

『グリム君、ツナも混ぜたりすると
 凄く美味しいんだよ、おにぎりって。』

グリム「フガッフガッ!!んぐっ!!」

聞いてないな、完全に

グリム「んまっ!!美味過ぎるんだゾ!!」

グリム君がキラキラした目で

私の方を見てくる

『・・・そ、そうかなぁ?
 ただ単に握っただけなんだよ』

グリム「それでもスゲー美味いんだゾ!!」

そうやって褒められると

作り甲斐があるなぁ・・・

『学園長も喜んでくれるといいな・・・
 沢山迷惑かけちゃってるから・・・』

グリム「んがっ!!
    おにぎりとステーキが
    めちゃくちゃ合うんだゾ!!!」

あーあ・・・

私の分完全にないなこれ・・・

『・・・素朴で美味しいよねおにぎりって』

自分用に少し残しておいた

小さめのおにぎりを頬張った

グリム「フガッフガッ!!」

『・・・今日は疲れたなぁ』

お腹が少し膨れてきて

なんだか身体の疲れが

どっと押し寄せてきた

『・・・・・・明日からがんばろ・・・』

明日からは食堂で働くんだ

慣れてきたら

生活費も稼げるようになりたいな

『・・・お金必要だ』

生活必需品はある程度揃えたい

このおんぼろ寮で

おにぎりとか販売してみようかな

相手は男子高校生

食欲旺盛・・・だと思う

『・・・ま、それは明日から考えよ~』

グリム「んがっ!!
    美味過ぎるンだゾ~!!!!」

グリム君の声を聞きながら

ソファに寝転び、目を閉じた
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