第4章 2.5日目
結局心配で、教室まで来てしまった・・・
『グリム君、お腹空いたらお弁当食べてね』
グリム「分かったんだゾ」
『後、授業終わったら連絡してね』
グリム「えー・・・メンドくさいんだゾ」
『ダメ、それはキチンとして下さい』
何か問題に巻き込まれたら大変なんだから
これは守って貰わないとね
グリム「ふなぁ・・・」
『連絡してくれるんだったら、
部活見学許してあげてもいいよ?』
グリム「れ、連絡ぐらいできるんだゾ!!」
美食研究会に入りたいって言ってたっけ
好きな事はどんどんやって欲しいからね
エース「花子って、心配性だよな」
デュース「そりゃあ、グリムは
数々の問題を起こしてきたからな」
『二人共、グリム君宜しくね。
何か問題あったらすぐ連絡して』
グリム「オレ様問題児じゃないんだゾ」
いいえ、キミは無自覚問題児です
エース「オッケー、任せとけって」
デュース「安心して仕事に行ってくれ、
昼休みに3人で食堂に行くよ」
『うん、今日も親子丼でゴメンね』
試作品渡したから、連続になるんだよね・・・
グリム「オレ様、オヤコドンなら
いくらでも食べれるんだゾ」
エース「オレも、けっこー気に入ったから
今日食べに行ってやるよ」
デュース「謝ることなんてない、
僕達の為に作ってくれたんだ
今日も食べに行くよ。」
三人とも良い子だ
今日もヤバいくらいサービスしよう
グリム「そろそろ始まるんだゾ
花子、ありがとな」
『えっ・・・?』
い、今なんて・・・?
グリム「だ、だから!!
有難うって言ってるんだゾ!!」
え・・・
えっ・・・!?
エース「なに~?
グリム君照れてるんですけど~?」
グリム「ウルセェっ!!
早く椅子に座るんだゾ!!」
エース「へいへい、んじゃ後でな~」
『あっ、う、うん・・・』
デュース「きちんと、花子の想いは
グリムに伝わってるみたいだな」
『そうだね・・・、
なんか改めて言われると
めちゃくちゃ嬉しい・・・』
デュース「じゃ、お昼に食堂で」
『う、うん・・・』
グリム君のお陰で
私も救われた事が沢山あるんだよ
私もちゃんと伝えなきゃ