第4章 2.5日目
【エースside】
"約束してたでしょ?親子丼食べよって
作ったからお裾分けしにきたんだよ!!"
花子って、マジメだよなー・・・
オレぶっちゃけ約束忘れてたわ・・・
いや迷惑とか思ってねぇけど
なんかこうむず痒いっていうか・・・
デュース「エース、今から一緒に食べるか?
晩飯食べてなかったんだ」
エース「・・・ん?あぁ、食うかー」
デュースのヤツ
めっちゃニコニコしてやんの
デュース「これが親子丼か・・・!!
やっぱり花子は凄い。
僕も料理に興味が沸いてきた
エース、今度一緒に作らないか?」
エース「ブフッ!!!
オマエがしたらぜってー失敗するわ」
台所が大火事になったりしてな
デュース「・・・んっ?何だこれは」
デュースが小さなメモ紙をジーッと見つめてる
え、何?何それ?
そんなんいつから持ってたワケ?
そういうのちょっと気になるわ
エース「何ジーッと見てんの?
オレにも見せろって」
デュースが持っているメモ紙を覗き込む
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デュースへ
今日はお疲れさま
明日からも
私とグリム君宜しく
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デュース「・・・流石、友情に熱いヤツだ」
エース「アイツ、女っぽいとこあんじゃん」
ふーん、しっかりアピってやんの
デュースにだけ入れるとか面白くねー・・・
デュース「エース、容器に何か貼ってあるぞ
お前宛じゃないのか?」
エース「・・・・・・マ、マジだ。
オレにもアピってやんのー」
デュース「・・・顔、ニヤニヤしてるぞ」
エース「うるせっ!!
オレには何書いてあんのかな・・・っと」
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エースへ
ばーか
もっさり頭
明日から宜しく
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デュース「ぶはっ!!
随分気に入られてるじゃないか」
エース「ちょっ!!オレだけおかしくね?!」
なんなの?!この差?!
オレなんかしたワケ?!いやしたわ!!
めちゃくちゃしてるわ!!
デュース「まぁまぁ、
それだけ気を許してるって事だろ」
なにその余裕?!腹立つんですケド!?