第4章 2.5日目
談話室にてーー
???「あれ~?トレイくんどうしたの~?
・・・って、隣にいるの女の子?!
まさか彼女出来たとか?!」
『あ、初めまして。
トイレの花子って言います』
ま、また知らない人出てきた
この人も頬にマークがついてる、ダイヤ・・?
トレイ「ケイト、落ち着け。
花子ちゃんは
話題になってた例の食堂の子だよ
新入生に用事があるらしくてな。」
ケイト「そうなんだ~♪
ねぇねぇ早速だけど写真撮ろ!!
オレ、ケイト・ダイヤモンド
トレイくんと同じ3年だよ~
ヨロシクね、花子ちゃん♪」
『え、うわっ?!』
ケイト「はい、チ~ズ♪」
ちょ、自撮りいきなりやめてえええ!!
もうちょっと上から撮って!!
しかも異世界来てからノーメイク!!!!
ケイト「早速マジカメにあげちゃうね~♪
花子ちゃん凄く可愛いから
きっといいねが沢山つくよ~!」
『ま、まじかめ・・・??』
まじかめ?いいね・・・?
この世界でもSNSとかあるんだ・・・
トレイ「ケイト、そこら辺にしとけ。
花子ちゃんが驚いてるだろ」
ケイト「え~・・・、
ごめんね、驚かせちゃったかな?」
『あ、いや・・・。
確かに驚きましたけど、大丈夫です』
ケイト「なら、マジカメにUPしていい?
#可愛い新入生 #ツーショット
はいっ、完了~♪」
な、なんかもう勢いが凄い・・・
ノーメイクをSNSに拡散される恐怖・・・
化粧品買おう・・・
この世界でも
プチプラとかデパコスとかあるのかな
トレイ「花子ちゃん、ごめんな。
ケイトも悪気があって
してる訳じゃないんだ。
元々こういうヤツっていうか
説明はしづらいんだが・・・」
『あ、全然大丈夫ですよ・・・
私の友達にも似てる人がいるんで』
トレイ「ありがとな、花子ちゃん
少しここで待っていてくれ、
あの二人呼んでくるからな。
ケイト、行くぞ」
ケイト「は~い、
花子ちゃん、まったね~♪」
少し疲れたけど
ここで待たせて貰おっと