第4章 2.5日目
おんぼろ寮に到着すると
ゴーストさん達が出迎えてくれた
ゴーストA「心配してたんだよ~!!
二人共ボロボロじゃないか!!」
ゴーストB「お風呂は掃除しておいたんだよ~
急いで入っておいで~」
ゴーストC「二人共スパイス臭いけど
一体何があったんだい?」
一旦私だけドワーフ鉱山に行く前に
おんぼろ寮に戻ったけど
何も言わずに出て行っちゃったもんね・・・
これは色々心配掛けちゃったな・・・
『ごめんね、ゴーストさん達・・・』
グリム「ふな゙ぁっ?!
オマエ達近いんだゾ!!」
ゴーストA「ほらほら二人共、
お風呂に早速入っておいで~
花子ちゃんの着替えは
適当に探しておいたから~」
え、え?!
ここはホテルですか?!
ゴーストB「これなんかグリ坊の
リボンの替えにも
なりそうだから渡しておくよ~」
グリム「カッケぇんだゾ!!
オレ様の魔法石みたいな色なんだゾ」
『本当だ、今のリボンも似合ってるけど
替えがあると便利だね』
グリム「オレ様の一張羅が増えたんだゾ!!」
これ言っていいか分からないけど
グリム君は裸にリボン装備だからね
ゴーストC「サイズは分からないけど
この服なら
パジャマになりそう~」
タンス臭はするけど
洗濯してくれたみたいで
着心地に問題はなさそう
『服なかったから助かる・・・!!
サイズも大きいしシャツワンピになりそう』
本当有り難すぎる!!
ゴーストA「後入浴剤も見つけたよ~
僕達も使うから
お風呂場に置いておいたよ~」
ゴーストってお風呂入るんだ・・・
グリム「やったゾ!!!
色んな匂いがあるみたいだ
花子!!早速入ろうぜ!!」
ゴーストB「入っておいで~
お風呂場も少しは綺麗に
なったからさ~」
めちゃめちゃ親切・・・
ゴーストさん達に色々教えて貰おう・・・
『お風呂出たら、夜ごはん作るね
ご飯だけ炊いておいてくれると助かる!!』
ゴーストC「了解だよ~行ってらっしゃい~」
グリム「ヒャッホー!!!
お風呂なんだゾー!!」
念願のお風呂だー!!!