【ハイキュー】私の苗字は角名になるのか宮になるのか
第2章 はじまり
「自分がやりたいバレーは絶対やりたかった。
だから誰も知らないけど関西まで行ったし。
だけど、とはずっと一緒にいるって思ってたし。
離れるまでももっと一緒にいたいなって思ったし、
離れてからもって思ったから。
幼なじみより、彼氏彼女の方がいいなって思ったんだよね」
「………うん」
「けど、断られたから。
これからはなしで頑張らなきゃいけないって思ったから。
そしたらあんな態度取っちゃった。ごめんね?」
「…………いいよ」
「ありがと」
「うん」
…………………。
また沈黙
一緒にいた頃はなにを話してたかなんて覚えてないけど、
だけどそのくらい自然に
二人でずーーーーっと
話してたはずだけど。
やっぱり四年は長すぎて
どうやって話してたか思い出せないや。
「………今日。
突然どうしたの?」
倫太郎がずっと黙っているから、
単刀直入に聞いてみた。
「会いたいなって思ったから」
「え?」
「さっき久しぶりにおばさんに会って、
、こっちに帰ってきてて家いるって言ってたから」
言い方から、倫太郎は私のこと知ってたんだ
って。
「…………そうなんだ」
「断られると思ってたから、びっくりしてる」
「私の方がびっくりしてるよ」
「なんで?」
「倫太郎に嫌われたと思ってたから」
「違うって言ったじゃん」
「うん。今知った。
………会いにきてくれてありがとう」
「うん」