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【ハイキュー】私の苗字は角名になるのか宮になるのか

第11章 おにぎり宮の帰り道(角名)


ホテルへ延びる裏路地を曲がる。




周りに人がいないことを確認して





「?」



「ん?」





なに?って俺の方を向いたあごを

もう少し上に上げて



それでも少し背中を丸めてキスをする。





「………ホテルまで我慢できないの?」



「我慢できたらやってないけど」



「しょーがないな」





そう言いながら


今度はの両腕が首元に伸びて



そのあと背伸びをしながらまた唇が触れる。




今日のは、本当に

ここ最近にしてはすごく珍しい。





「、好き」



「私の方がもっと好き」





なんていうか、治と付き合い始めてから

俺がそう言わせるようなことはあったけど。



やっぱり今日のは珍しい。





「明日寝なくていける?」



「まだ火曜なんですけど」



「明日はもう水曜じゃん」



「………。」





悩んでる。





「リンがたくさん抱きしめてくれるなら

寝なくても頑張る」



「そのために寝ないんじゃん」



「そうでした」





七年舐めんな。





やっぱりは、俺じゃないとダメだよね。


(2021.6.15)
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