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【ハイキュー】私の苗字は角名になるのか宮になるのか

第9章 角名と一緒におにぎり宮へ


「なんでそんなに愛想ないの?サインとかしないの?」



「え、だってどうしていいかわかんないじゃん。

サインなんて欲しいかもわかんないし」



「ツム見習い!あいつ自分から

どこにサインする?ってめっちゃ聞きよるで!」



「いや、あれはファンサしすぎでしょ」



「えーーーー。じゃあ今度私も

侑くんにサインとファンサしてもらお!」



「じゃあ俺が代わりのサイン書いてファンサしよか?!」



「それ治くんじゃん(笑)」



「でもツムのサイン一緒に考えたから、だいたい一緒や!」



「なおさらサインなんていらないじゃん」





そんなやりとりをしながら

治くんが表の暖簾を下げて看板を中に入れる。





「今日遅くにごめんね?」



「全然ええよ。むしろ終わった後の方がゆっくり話せるし!」



「ありがと」



「てか待っててな!急いで準備する!」



「ありがと。てかバイトとかいないの?」



「平日はそんなに多くないから、バイトは9時までやねん!

今日は終わり際が多かったな!」



「じゃあ忙しい時手伝ったりしないの?」





何その質問


絶対試されてるじゃん。





「やー。私の家事力じゃ無理でしょ」



「それより仕事終わりのちゃんに手伝わすわけにはいかんしな?!」



「そうだね。はやめといた方がよさそう」





結局何にもならない会話


だけど、これが正解





「ねぇ、ってどのくらい食べに来てるの?」



「ん~?まぁまぁ?」



「先週はほぼ来てくれたよな?」





先週は倫太郎が遠征で一週間丸々不在だった。


だから、ほぼ宮で食事を済ませていた。





だけど、倫太郎には言ってない日もあった。


だって今日一緒にここに来るなんて思ってなかったんだもん。
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