【ハイキュー】私の苗字は角名になるのか宮になるのか
第9章 角名と一緒におにぎり宮へ
「治、注文してもいい?」
「おん!ちょっと待ってな!
………はい!」
「えーっと、コレとコレと」
倫太郎の注文を横で眺める。
「ありがとうございます!
ちゃんはいつものでええ?」
「あ、うん。お願いします」
「じゃあちょっと待ってて!準備してくるわ!」
「お願いしまーす」
治くんが私たちに背を向けたあと、
倫太郎の視線が私に刺さる。
たぶん治くんが私に
「いつもの」って言ったのがよくなかった。
けど今、何か?と聞けば
たぶんおかしな話になるから。
無視
「仕事終わったの?」
「うん!まじで頑張って終わらせてきた!」
昼間に今日は終電か?宮どころではないのでは?という案件が飛び込んで、
一応倫太郎には連絡していた。
なんなら終電コースでもよかったんだけど
嫌なことは先延ばしにしたくなくて。
先輩に泣きついて手伝ってもらって
なんとか終わらせてきた。