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【ハイキュー】私の苗字は角名になるのか宮になるのか

第3章 はじまり(角名)


「別に俺はが側にいてくれて

そして俺のことが一番って言ってくれたらそれでいいよ。

別に形にはこだわらないし」



「倫太郎って絶対モテるよね?」



「なんで?」



「背が高いし、スポーツ選手だし。あと顔もいいし」



「え。そんなこと思ってくれてるの?」



「や!そのニヤニヤ顔やめて!」





しょうがなくない?



小さい頃からずっと一緒で


そういう、見た目的なところをそんな風に思ってくれてるなんて

思わないじゃん?





「あとなにより、抱き慣れてた」



「めちゃくちゃ気持ち良さそうだったもんね?」



「だーかーらー!

そういう恥ずかしいこと言わないで!」





ぽふぽふと叩いてくるんだけど


なに?なんでそんなに可愛いことするの?




だけど





「まぁ、遊んでないとは言えないかな」



「でしょ?」





嘘をついてもしょうがないし。





「それ聞いて、私も手放しでどうぞ〜って送り出せはしないけど。

だけど私も彼氏いるし。

これからもわかんないし。


ただ、縛り合ったりしてケンカするのが嫌で

付き合いたくないって言ってるんだから、

倫太郎が好きなようにしていいよ」



「ははっ、わかった」





男前なに、つい笑っちゃった。





「だけどそのかわり」





両頬を包まれて、視線を合わせられる。





「私が特別で、私の特別でいるって約束して?」



「そのまま返していい?

もう俺離す気ないからね?

覚悟、できてる?」



「もちろん」





そういうに口角は上がる。




そして俺の言葉にも満足にするに


もう一度、




今度は約束のキスをした。


(2021.6.6)

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