• テキストサイズ

【ハイキュー】私の苗字は角名になるのか宮になるのか

第24章 仙台より(帰宅)


「ちゃーーーん!心の声~!」



「え?」



「"こいつケンカ売ってんの?" って(笑)

きっとケンカは売られてないから、まぁ落ち着いて?」



「ケンカ売ってるのはそっちじゃん」



「はぁ?」



「倫太郎くんもあおらない~。

なんでわざわざ私にまで連絡してきたか。ね?」





あぁ。ダメだ。


関係ないあおいさんに

また気を遣わせてしまった。





「スミマセン。あと今日、本当にありがとうございました」



「んーん。その代わり今度チケットお願いしてもいい?

久しぶりに一静と一緒に観に行こうかな!」



「もちろん。日にちとか決まったら連絡ください」



「ありがとう!よろしく~」





私は置いてけぼりのまま、二人の間で会話が進む。





「じゃあ私この後一静と待ち合わせてるから。

先に出るね?ちゃんまたご飯行こうね~!」



「あ、はい。本当にスミマセンでした」



「なにが?今日はね、待ち合わせデートなんだ~!

一緒に住んでると休みの日のお出かけって

ほぼ必ず一緒に出るでしょ?


だから、別々に出て待ち合わせようって言ってて。


だからそれまでの間、

本当に私がちゃんに付き合ってもらったの!ありがとね!」





たった一年しか生きている年数は変わらないけど

私もこんな大人になりたい。
/ 186ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp