第7章 ローお風呂time
「惚っ⁉︎」
(いや、確かにローはかっこいいよ…その上優しいし…。)
「真鈴さん顔赤いですよ?」
顔が熱を持ったように熱い。
「⁉︎ き、気のせいよ、ベ…っくしゅ‼︎」
盛大なくしゃみをしてしまった。
「…大丈夫か、冷えたんじゃねェのか?」
ローが顔を覗きこんできて、ローの大きな手の平が、おでこにあてられる。
「っ‼︎」
触られた瞬間、身体がビクっと反応した。
心臓の鼓動が早くなる。
「…微妙に熱いな。あまり高くはねェが…。」
「だ、だだ大丈夫です…っ」
目を横にそらした。
「…もう寝ろ。ひどくなったらしんどいしな。…って、ベポ、何ニヤついている…」
「? 何もないですよ〜?」
(キャプテンと真鈴さん……似合いすぎ…いつになったらくっつくかな♪)