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[ONE PIECE] 癒し恋 〜ローver〜

第4章 これから




「? ⁇」

真鈴は何のことを言っているのか分からない。

「あぁそうだよ、聞いて、真鈴ちゃん‼︎ シャチの奴さァ、ある日、急にこの女モノの服着」
「テメェェェ‼︎ 何俺の恥ずかしい過去を真鈴ちゃんに暴露してんだぁぁぁぁ‼︎」

扉を乱暴に開け、シャチが飛び込んできた。

「うわ、いたのかよ、そこに‼︎」
「モノしまいに来たんだよ‼︎ 第一お前な…‼︎」

船員2人が何か言い合いをし始めた。

「………テメェら、うるさい。」

ローがいつもの声のトーンより低くして言った。

『す、すみませんでした…』
「テメェらは仕事に戻れ。お前はこの奥で着替えろ。」
『ラジャー‼︎』
「はい…」

船員2人は部屋を出ていった。

「…えっと、」
「奥の個室だ。」
「…はい」

(えっと…このどこに個室が⁉︎)

真鈴が個室(棚?)が分からず、キョロキョロしていたところで、ローが事に気付いた。

「…どれか分からねェのか?」
「‼︎ …はい…すみません…」
「……えーっと…コレだ。」

ガラリ、と棚を開けた。
…が、そこには、服がぎっしりハンガーにかかっていた。

「…。」
「…違ったか⁉︎……うわぁ、分かるって言ったそばから…」

(最悪……超だせェ…っ)

ローの顔がみるみる赤くなっていく。

「…‼︎」

(あ…赤くなってる……恥ずかしいのかな、間違えて……クスっ)

真鈴は心の中でこっそり笑った。

「……すまねェ…こっちだ。」

2つ右隣の棚を開く。
そこには、入って正面に鏡がついていた。
…しかも、壁一面に。
光が反射して、一瞬視界が白くなった。

「わっ⁉︎」
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