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[ONE PIECE] 癒し恋 〜ローver〜

第15章 ヨゾラ島


すぐにシャチ達はローに気付いた。

シャチ「あ‼︎ 船長、あんな所に…‼︎」
船員3「あ…」
船員4「‼︎」

(((あんな所から顔覗かせて…‼︎ 船長が可愛く見える…‼︎)))


※シャチ達のビジュアルな光景
ローの周りに小さなハートがいっぱい飛んでおります。

…それはさておき。

「…なんだ、あの荷物の量は…⁉︎」
「ロー? どーしたの」

真鈴も顔を覗かせた。


船員4「あ、真鈴ちゃんもいる」
シャチ「はうっ‼︎」
船員3「シャチ⁉︎」

シャチが後ろにひっくり返った。

シャチ「天使達が…」
船員3「言いたいことは分かるが、とりあえず落ち着け‼︎」
シャチ「鼻血出そう…」
船員3「だから落ち着けって」
船員4「アホ…」


「…何やってんだ、あいつら?」
「さぁ…」

…鼻血出そうなアホはともかく、ロー達(ベポも)は下に下りることにした。

船員4「あ、船長ー‼︎」
「お前ら…その荷物はなんだ⁉︎」

船員達は大量の荷物持って(1人だけ背負ってたり)していた。

船員4「祭の景品などなどです‼︎」
船員3「久々の祭だったから、はしゃいじゃって…」
「…で、この無駄荷の量か。」
船員達『す…すみません…』

ローは額にうっすら怒りマークを浮かべている。

「い、いいじゃん、別に‼︎ ほとんどお菓子だから消耗品だし‼︎」
「そーですよ、キャプテン‼︎」

真鈴とベポがすかさずフォローに入る。

「こんなに菓子食えるかよ…」
「…次の航海期間、長いんでしょ? 食べてたら、すぐなくなるよ」
「…言われてみりゃそーだな」

真鈴にそう言われて納得した。
額の怒りマークが消えたのを確認して、船員達は胸を撫で下ろした。

船員4「…あ、そだそだ」
シャチ「あっ、おい⁉︎」

復活したシャチの背中にあった、袋に包まれた荷物を下ろした。

シャチ「ちょ、お前っ‼︎」
船員4「どりゃ」

ビリビリッ

「…わぁ‼︎」

袋が破れ、中から大きなシロクマの人形が姿を現した。

シャチ「ちょっと待て今それ出モゴッ‼︎」

船員4が手でシャチのくちを塞いだ。

船員3「じゃーいつ渡すのさ。」
シャチ「今でしょ‼︎ …あ、」
船員4「はい、言ったな? 真鈴さーん」
シャチ「ああああああ」

シャチはその場にうなだれた。
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