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[ONE PIECE] 癒し恋 〜ローver〜

第14章 “癒しの唄”


※作者,とめぃとうは歌が大の苦手です…。
音符ばっかしになってしまいました…すみません。

NEXT ↓ 本編。



「な…っ‼︎ い、いいいいいいつの間に⁉︎」

真鈴の顔が恥ずかしさで真っ赤になった。

「俺は最初の方から〜」

ニヤニヤ笑いながらシャチが言った。
他の船員達もそれぞれ言葉をこぼす。

「お前……歌すげェ上手いな」

ローが話しかけてきた。

「ローもいたの⁉︎ …ってわわっ、ベポまで…‼︎」
「へへ…歌上手いですね、真鈴さん‼︎」

「〜〜っ‼︎」

ますます真鈴の顔が赤くなった。
すると、突然1人の船員が声をあげた。

船員6「わっ⁉︎」
『⁉︎』
ロー「どうした?」
船員6「見て下さいよっ‼︎ コイツ‼︎ こないだ角でぶつけて出来た、切り傷がなくなっているんですよっ‼︎」

ビシ、と船員3を指差して言った。

船員3「え…マジで?」

ソロ〜っと傷があった場所を撫でた。

船員3「…………アレ?」
船員6「な?」

(あ、ヤバ…歌にも“癒しの力”働くんだ…バレたかも…‼︎)

「…歌にも、“癒しの力”は働く、のか…。」

ボソリ、とローは呟いた。

船員6「船長? 何か言いました?」
「いや…何も言ってねェよ。…それより、朝飯は?」

『…あーーーーー!!!!!!』

真鈴、ベポ、シャチが一斉に叫んだ。

「歌うのに夢中になり過ぎた‼︎ もうそんな時間⁉︎」
『聴きいってる場合じゃなかったー‼︎ 何も作ってねェー‼︎』
「あ、それは大丈夫よ。私、歌う前にご飯作り終えたから‼︎ あとは、温めて、ご飯つぐだけ‼︎」
『…‼︎』

残った2人がほうけた顔をした。
…が、すぐに元に戻り、

ベポ「流石真鈴さん‼︎ 準備が早いですね‼︎」
シャチ「もう作ったの⁉︎ いつ作った⁉︎」
「いつって…今朝に決まってるじゃない。朝、早く起き過ぎたから、先に作ったのよ。」
ベポ「あぁ…そうだったのですか。…スミマセン、1人で作らせて…」
「謝らなくても…」
シャチ「すまなかったなぁ…でも、サンキューな‼︎」

ニカッ、と歯を見せながら、笑顔いっぱいでシャチは言った。

「うん‼︎ …じゃ、準備しに行こ‼︎」
「おう‼︎」
「アイー‼︎」

2人は調理場に向かって走って行った。



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