第1章 こんなに緩くて大丈夫ですか?
ガチャ…(寝室の扉を開ける)
く、黒尾さんの部屋に来ちゃった…。
すごい恥ずかしいし、どうしよう…。
そりゃぁ、3ヶ月間も一緒に住んでるけど、これだけはどうしても慣れない。
『あ、あの…!やっぱり…。』
黒尾『無理。」
『え…。」
いつもなら私の言うことをわかってくれるのに
どうして…。
黒尾『わりぃ…、けど勝負のことを抜きにしても
俺はと一緒に寝たかったんだ』
ベッドの前まで行くと真剣な顔で
少し震えているのがわかった。
そんな、それなら私も…
『わ、かりました。
今日は一緒に、寝ます。』
黒尾『ほんと?」
『けど、明日からは検討させて、ください。』
緊張してしまうので、お願いします。と
私も精いっぱい応えた。
すると黒尾さんは嬉しそうな顔をしていた。
黒尾『さんきゅ』
ぎゅーって抱きしめてくれた。
時刻はもう 23:30
私も黒尾さんも明日も仕事がある。
こんなに甘えて、いいのかな?
静かに二人でベッドに入って
黒尾さんに腕枕してもらいながら寝ることにした。
『あの、辛くなったら普通に寝てください。
しびれちゃうので…』
黒尾『だーいじょうぶだって。黒尾さんに任せなさい』
『そういう問題じゃ…」
黒尾『おやすみー』チュッ
『…え?!』
急に唇におやすみのキスをされて
思わず驚いてしまった。
『も、もう!
は、恥ずかしいじゃないですかっ!』
黒尾『ん、いつまでも初々しくて可愛いじゃん♪』
『~ッ! もうっ!』チュ
黒尾『おっ?』
仕返しに私もキスした。
そのまま二人で眠りに入った。
黒尾さんはとても、温かかった。
就寝時刻
23:48