第3章 虚式 茈
---五条side---
お風呂入るだけにしようと思ったけど、結局シテシマッタ。
まあ俺はヒトで男だし、そうなるよ。
これは所謂セフレ。なんだけど、ほかのセフレの中でも比べ物にならないから、やっぱり特別枠。 面倒じゃないから余計そう思うのかもしれない。
「めいの身体はほんとに質感が気持ちよくて何度でも触りたくなる。」
加えてたまに可愛いこと言うし
『五条君とするの久々だからちょっと恥ずかしい、、、。』
キミのそういうスナオナトコロホントウニスキ
僕はこうしてる間にも呪力を全身に纏ってるから生気を吸い取られることは無い。普通の人間にはまず無理。
非術師の皆さん、ざまぁ。
めいはおそらく僕以外の人ともシてるのは分かるんだけど、そこに対してはちょっと複雑に思うくらい、以外何も無い。
恋人だったらもうちょっとなんか思うんだろうと思うけど、それ以上に思わないから、やっぱり恋人枠ではないんだろうな。
めいといててすごく楽しいんだけど、この関係に名前をつけられない。恋人でもセフレでもない。
特別って言葉は抽象的で都合がいい。
そういう名前にしとこうかな。
でも特別ってやっぱ恋人のことを言うんじゃないのかな。
やっぱわかんないや。
あー、めんどくさいしもうイキそうだから考えるのやーめよっ
「イっ、、きそっ、、、」
『、、、っうん、、、』