第3章 虚式 茈
---五条side---
『あ、、、う、、、』ガクンっ
「あ、気失っちゃった、、、。」
そりゃそうか。今日はいつものデスクワークじゃなくて、肉体労働だったもんなー。それプラスこれって流石にヒトでも、ヒトじゃなくてもきつかったよなー
「ごめんごめん」といいながらめいの頭を撫でる
パンツとキャミソールだけ着させてブランケットをかける
「狐だからこれで寒すぎることは無いでしょ」
自分の身支度も済ませ
「おやすみ」と、聞いてる筈もないめいの頭を撫で
部屋を後にする
「ちょっとだけ帳下ろしとこうかなー。彼女が気失ってる間まで」
「無理させてごめんね」