第3章 虚式 茈
鍵なんてこの男に取って、というか呪術師にとっては有って無いようなもの。
でもしっかり反応してあげる。私優しっ。
「で、なんか用?」
『普通もっと、きゃーーー!って言うもんじゃないのー?』
「そんな茶番いいでしょ、もう」
『確かに君は954歳だから、もうときめきや羞恥心なんて、、、』
「年齢のことは言うな!」
『今日皆どうだった?中々良い子達だったでしょ?』
「そうだね。まあ虎杖君はやっぱ中の人いるからちょっとこわいけど」
『悠仁は今のところ大丈夫だよ。ちゃんと自分でコントロール出来てる。もしなんかあっても、君に危害は加えさせない、、、と言いたいところだけど、まだ宿儺の指2本くらいだから君全然勝てると思うよ。』
「有事の際は、遠慮なく私を守ってくれ。」