第3章 promise
私はお茶をとって1口飲むと、龍也が笑いながらヤクルトを手に取り、ストローを刺した。
「あ〜よかった。ヤクルト取られなくって。」
「…ヤクルトが好きなの?」
「うん!毎日飲んでる!超〜健康的じゃね?俺!」
「てかなんで…ストロー…」
「だって飲みにくいんだもんヤクルトって」
「・・・」
意味がわからない。
それにその姿は、子供にしか見えない。
「このゼリー美味しいね」
「でしょお?それ、ファミマにしかないんだよ?」
「へぇ〜」
私がフルーツゼリーを食べている隣で、彼は嬉しそうにヤクルトをストローで飲み干している。