第8章 cruelty ■
グダっと脱力しながらも、また及川さんは私の唇を奪ってきた。
胸を乱暴に揉みしだきながら
挿入したまままだグリグリと突いてくる。
私は絶望感でいっぱいになりながら
気がつくと涙を流していた。
それに気がついたかのように及川さんの唇が離れた。
「ああ…そんなに泣かれると…もっと虐めたくなるよ?
いい眺め…。君みたいに常に頂点に立ってるようなプライドの高い女を凌辱できるなんて最高なんだから…
夢にまで見ていたよ僕は…」
優しくそう囁いてから
「あぁ、でも安心して?
君のこともきちんと気持ちよくしてあげるね?」
秘部に指を挿入しながら、そこに舌を這わせてきた。
「いっ…あっ…や、やめっ…」
「んん…君ってどこもかしこも綺麗に手入れされているんだなぁ」
「やっ…だっ…助け…て…」
及川さんの頭を掴むがビクともしない。
それどころか、行為は激しくエスカレートしていった。
私の声は泣き叫ぶようなものになっていた。
「お願っ…いやっやめっ!やめてぇっ…あぁっ」
「もっと泣いて?もっと善がり狂ってよ…」
グチョ
グチュ
ピチャ
先程奥に吐き出された物と一緒に卑猥な音が鳴り響き、
私の意に反して蜜が溢れだしているのがわかる。