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【ハイキュー】初恋【岩泉一】

第8章 帰り道(岩泉)


友達と飲みに行った時、突然声をかけられた。




顔を見ても、名前を見ても


誰か、わからなくて。





ただ "卒業式のボタン" と言われ、

あぁ、あの時のあの子なのか。と思った。



ただ、顔も全然覚えてなかったから

こんな子だったんだ、という感想で。




だけど、それから

たまに飲みに行くようになった。





最初のきっかけは友達。




今の子可愛かった。知り合い?と聞かれたから


中学の後輩らしい。と答えると、


また飲みに行こうぜと言われ。



ただ、次に行った時はちょうどいなくて。



でも、例の友達がその時のバイトの子に聞くと

なぜかのシフトを書いたメモ用紙を渡してくれた。



それに書いてあった出勤予定日にもう一度行くと、今度はいて。



で、それから話すようになって



目がなくなるくらいのの笑顔を見るたびに


いつの間にか、かわいいなと思うようになった。




ただ、最初は恋愛感情だとは思っていなくて


地元のかわいい後輩。




だけど、連絡先を渡されて

それを見ていた例の友達に、俺にも教えてって言われた時





「教えねーよ」





気付いたら、そう答えていた。




そのあと初めて二人で飲みに行って


初めて二人だけでゆっくり話せて、



あぁ、俺

こいつのこと好きなのかな?って



そう、そう思った。
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