• テキストサイズ

【あんスタ】夢ノ先学院の日々

第4章 「 俺 様 」




「あんず、大神が呼んでる」


次の日、私のクラスに晃牙くんが来た。
とても珍しい事過ぎて皆見てる。

あ、なんかそれでか機嫌悪そう。

少し遠くから見たらそう見えて
なんだか可笑しくて笑う。


「おい、何笑ってんだよ」

「何でも無いよ、ところでどうしたの?」

「国語の教科書……貸してくんね?」

「………ふふふ」

「おい!笑うんじゃねえよ!」

「ごめん、待ってて、持ってくるから」


恥ずかしかったのか少し顔を赤らめて
唇を尖らせていた。
全く見た事のない表情が見れて嬉しかった。

教科書を渡す時に、口パクで"好きだよ"
と伝えてみた。

顔を真っ赤にして去っていってしまったけど
返って来た国語の教科書には
"俺も"とぶっきらぼうに書かれていた。


end
/ 43ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp