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第5章 「まともなお兄ちゃんだと思っていた性癖異常について」


ヌチュ ヌリュ ヌリュ ヌチュ

 後ろ向きになって股のあいだを往復する硬い棒。
 出し入れするたびにアソコに当たる。

「あっ…あっ、お兄ちゃ」

ヌ゛ッ ヌ゛ッ ヌ゛ッ ヌ゛ッ

「ダメぇん、ああッ…もうイクっ、もうイクぅん!!♡」

「。俺も一緒に…っ」

「あっ、あっ、お兄ちゃ、イクぅ、イクぅ、イク♡ああッ…ああんあぁぁぁ──!!!♡」

「ぐッ──」

ドクッ ドクドクッ ビュルルルル

 股のあいだに白い液体が飛んできた。
 体で受けるのは初めてで今までにない高揚感。

「はあ…うう…はあ…ふ…」

 これを体内で受け止めたらどうなってしまうんだろう。
 お湯で流しても体はまだ熱い。
 ずっと発情期を迎えている気分だ。

「ねえ、お兄ちゃん」

「ん?…っう」

「まだ時間あるよね。ここ、がイクまで舐めて…?♡」

 上手なオネダリが出来ただろうか。
 おマンコを広げて に疼く場所を差し出す。
 呆気なく達してそれでも足らなくて、湯船に浸かってもまだお互いの体を触り続けたのであった。

 それから夏休み期間に突入したある日。

「じゃあお兄ちゃん家に行ってくるね!日曜日の昼過ぎに帰ってくるから」

「気を付けて行ってくるのよ」

「はぁーい」

 二人だけの秘密の関係。
 外へ出てメールをもう一度確認すると、まるで恋人のようなやり取りに胸が大きく弾むのだった。



Fin.
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