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第4章 「寡黙な夫の下半身」


「あ…ッ」

 も も好きな寝バック。

ずぷんッ!

 キスイキも好き。
 だけどあの硬い体で後ろから抱き締められたい。

ズッ ズッ ズッ ズッ

 最後だから一緒にイキたい気持ちが高まる。
 後ろから手を回されて、ぐっと手を握られるとキュン♡とする。

「んうっ♡…ぐ…ン…ん♡ふっ…♡」

  と一緒にイキたい。
  のことが大好き。
  にもっと愛されたい。
 もっともっと に愛されたい。

「…っき…好き♡ 、好きっ♡ ♡ ♡ …っ♡」

 無口な彼が好きだ。
 初めは素っ気ない所ばかりに目が行って惹かれてたけど、ふとした瞬間に近くにいてくれて言葉を補うように行動してくれた。
 
 彼にしたらただの仕事だろうけどそれがまた嬉しかった。

 側に居たい。
 支えてあげたい。
 もっと知ってほしい。

 気持ちが強くなる傍らであからさまな行動を取って、あまりの無反応さに相手にされてないと思ったけど、一番近くに来てようやく彼の気持ちが伝わった気がする。

「 。好き…?」

「ああ」

「私のこと、好き…?」

「ああ」

「ああっ♡私もっ…、 のこと世界で一番大好きだよ──…ッ♡」

 深く打ち込まれて頭が真っ白になった。
 これ以上ないくらい愛おしむ腕に抱き締められて、眠りについたのであった。
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