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第3章 「変態だけど露出狂と間違われて強制連行されました」
「…どうして書類サインしてくれなかったんですか」
低い声で呟き、下着も付けていない裸を撫でられる。
書類を書けば居場所がバレてしまう。
名前も住所も勤務先もすべて、個人情報が筒抜けになってしまう。
「あのオッサンに何回イカされました?」
「………」
「2回ね。早漏でイケなくて寂しいんですね」
「っぁ」
中年よりも長く骨ばった指が入り込み、グチュグチュと掻き回してくる。
「俺のチンコ欲しい?なら言って」
「っは…うぅ…」
「いらないの?大きいチンコ好きじゃない?」
敬語が解けた男は淫語を発する。
は想像した。
この男に見合う巨大なレールガン。
190センチを超えた大型巨人。
服の上からも分かる鍛えられた屈強な躯体。
「お巡りさんの…名前、は…?」
「……。 巡査、25歳。好きな料理は丼もの、特に■■食堂の親子丼が好き。嫌いなものは枝豆。豆類全般苦手、小豆はこしあんにしたら食べれる。小学校から大学まで柔道やってた。段位は四段。全国優勝もしたことある。……アンタの履歴書教えてよ。どこの誰?今まで何処で何してたの?」
覆い被さる男は心の奥まで覗いて来ようとした。
隙を与えない凍て付くような目付き。
「へえ…そういう態度取るんスね」
は遮るように瞼をギュッと閉じたのだった。