第2章 「先輩♀と同僚♂の不倫現場に遭遇した結果」

　やっぱり先輩は憧れの先輩のままだった。
　どうしてこうなったのかよく分からないけどひとまず一件落着しそうだ。

「それでヤっちゃったけど僕の気持ち分かっただろ」

「キレないでよ」

「キレてない。僕がこれまで散々尽くしてきたのに無視しやがって。僕と付き合ってくれるよな？」

　体を張ったような態度で言われても困る。
　先輩の名誉は回復したが、果たして　に同僚以上の気持ちがあるのか定かではない。

「僕のこと…嫌いなのか？」

「いや…それはさっき言ったじゃん」

「何が不満なんだよ。お前男と付き合った経験あるんだろ？なのに何でこんなに振り回す。ストレートに"好き"って言わなきゃ伝わんないのかよ」

「うーん…」

　イケメンだけど性格に難あり。
　体の相性は最高。
　果たして上手くやっていけるのだろうか。

「僕のチンコでイッたくせに…」

　ボソッと呟く聞こえない声。

「Yesというまで寝かせないからな」

「っええ？！ちょっと、返事は！？」

「体に訪く」

　後ろに押し倒され、まだ熱を帯びた場所に指を突っ込まれた。

「っあ、ひあぁん…！！」

「ここではいくら泣いても良いからな。僕が満足するまでぐじゅぐじゅに抱き犯す」