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第10章 「トリップしたら異世界エジプト王宮だった」
「美しい……。なんて美しいんだ」
「っ…」
褒められると照れ臭くて視線のやり場に困る。
20年間、異性がいなかったわけじゃないが最後まですることのなかった恋人関係。
「の肌は象牙のように美しい。白くて滑らかで肌に吸い付くようだ。照れている瞼も可愛らしい。に見詰められたい。漆黒の美しい瞳を独り占めしてしまいたい」
「んぅ……」
チュパチュパッと跳ねるキスを続けられると、伏せていた視線が持ち上がっていく。
目の前に映るのはエメラルドグリーンの瞳。
の瞳の方が価値がありそうなのに、神秘の発見をしたかのように褒め称えてくる。
「やっと俺を見てくれた。そのまま離さないで」
「あ、あの…ンっ……ぁ…ン」
喋ろうとしたら見詰めて唇を付け合わせてくる。
人の話を遮ってばかりの男。
骨抜きにされそうだったけど、流されてはいけないと強気に構える。
くちゅ
「ひっ……ちょッ」
しかし先手を付かれてしまった。
「の大切なところをほぐしてあげなければ。ここが俺の子孫を孕む大切な場所だ。男と女だけがつがえる美しい器官」
「ひぃい…!!」
秘園に指を入れられた。
内側を撫でるように触れてきてピチャピチャと淫らな水音を立てる。
(どうして!?どうしてこんなっ……!!)
自分でも信じられないくらい濡れている。
の指がぐっしょりと入ってしまうくらいヌルヌルの体液を垂らし、二本目の指を追加された。