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第8章 「万引きしたらハメ撮りされた」


 口裏合わせのために身を売ることを選んだ。
 謝ってもお金を出しても許してくれなかったけど、女のカラダを売れば見逃してくれる残酷な世界。

「……リス」

「なんて?」

「ク…リトリス…」

「クリトリス触ってどんな感じ?」

「い……つもより、敏感に…なっ…てて…」

「名前も知らねぇ男のまえで敏感なクリトリス弄ってるんだ?」

「… 、さん…」

「下の名前は?」

「わ…分かりません…」

「分からない時はどうすんだよ」

「お…教えてください、 さんの…下の名前」

「チンポ♡」

「!!?」

  はズボンのチャックを降ろして男の象徴物を出してきた。
 初めてナマでみる形に凝視してしまう。

「まだ半勃ちだけどお前のカラダに反応してる。嬉しいだろ?AVじゃ味わえない、下の名前で呼び合ったらもっとガチガチに反応するんだけどなぁ」

「っ…、……」

「がお前の下の名前?」

「そ、です…」

「いい名前じゃねぇか。もう万引きなんてしたらダメだぞ?刺激欲しいなら俺がいつでも"命令"してやる」

 命令という単語に微弱にカラダが反応した。
 自分の意思に逆らって他人の指示で動く。
 それはきっと性的な意味合いであり、動かす指のスピードも速くなっていく。

「 さんの下の、お名前は…」

「 ♡俺もチンポ見せたんだし、もそろそろ見せろよ。盛り上がんねぇだろ?」
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