第66章 行くよ3
貴方side
セ「だって、シンのパラメーター設定ってやたらと遊びが少ないし正直怖いんだよねー」
ハ「そうそうー。リミッターもあちこち切ってあるしな〜…」
クレ「じゃあ、最初は私乗るよ」
セ「え、いや僕やるよ」
ハ「俺も乗れるけど」
クレ「さっき文句言ってたじゃん。それに私、最初にやられちゃったから全然疲れてないし!」
貴「…クレナ。それ言うなら私も大丈夫だよ?」
クレ「大丈夫!レイカ、私より頭強く打ったでしょ。まだ顔色悪いからしばらく休みなよ」
ダ「クレナの言う通りだ。レイカはしばらく休む……な?」ニコ…
貴「……分かった…」
セ/ハ(………顔怖…基本優しい性格なダイヤだけど、レイカに関しては過保護で強く出るからな…)汗
ア「…ふふ…」
ラ「……じゃあもしレギオンが出てきたら、その時乗ってる奴が戦うって事でいいな?」
シ「問題ない」
ア「なーい!」
最初はクレナから乗り始める事になり、先を進んでいく
★★
ダイヤside
数時間後、俺達は前を進み続けた
アンダーテイカーに繋げたケーブルで、操縦しているクレナ以外台車に座りながら過ごしていた
俺と隣に座ってるシン.ライデン以外は、軽く眠りに付いている
疲れて寝るのは良いよ。良いけどさ……
貴「…すぅ……すぅ……zz」
ダ(……………っ寝れねぇ!!//)
反対側に座って寝てるレイカ。途中の揺れ等で、自分の方に寄りかかる形で距離が近くなってる状態。
小さい寝息が聞こえるくらいで、動けず固まっていた
絶対に起こしたくない………それに、嬉しいし…//
ダ「…」チラ
……さっきより、顔色良くなってるな。良かった…
先程の戦いで、レイカが攻撃された時は心臓が止まりそうに焦っていた
それだけ、自分にとって心底大切な女の子
命がある限り、最後まで一緒に居たい
すると…
シ「…!クレナ、止まれ」
クレ『え?』
シ「……十時方向。崖下に窪みがある、そこに向え」
クレ『了解』
シ「急げ」