第16章 優しいね
「おばちゃん!」
「おや?二人ともどうしたんだい?駄菓子を買いに来たのかい?」
二口はおばちゃんに落とし物の事を話した
「手紙を落としちゃったんだね?」
「うん。ここちょっと探してもいい?」
「うんいいよ」
「ありがとう!」
二口と青根はラブレターを探し始めた
「ここか?‥‥ないな」
青根も探してるが見つからない
「この下かな?‥‥ないな」
「手紙は見つかったかい?」
「なかった」
おばちゃんは飴を二人に渡した
「これあげるから食べて元気だしなさい」
「ありがとう!!おばちゃん」
青根はもらった飴をすぐに舐め始めた
「こらっ!青根!」
「いいんだよ」