第16章 優しいね
日向はコンビニに向かった
「いらっしゃいませ」
日向は店員に聞いてみることにした
「ラブレター‥ですか?」
「はい」
店員は便箋売り場に日向を案内した
「あ‥えっと便箋を買いに来たんじゃなくて‥ラブレターを落としちゃって‥見てないかなと思いまして」
「あ‥!そうでしたか!申し訳ありません!」
「いいんですいいんです。こちらこそすいません。あの‥少し探してもいいですか?お客さんの邪魔にならないようにしますので」
日向がそういうと店員は笑顔で頷いた
「ありがとうございます!!」
「また何かありましたら声をかけて下さい」
「はい!」
日向は棚の下を覗いてみた
「下はなさそうだな‥」