第15章 落とし物
「青根くんは話せない?」
「あ‥えっと青根は色々あって‥ここからは俺が話します」
「ちゃん俺は後ろで見守ってるから三人で頑張って」
及川はそういうと岩泉の所に戻った
「ラブレターはどうして青根くんに渡したんですか?」
リエーフは二口にそうきいた
「俺‥その女の子の事あんまり知らないし‥好きじゃないからです。好きでもない人から告白されても誰だって困ると思うし‥‥」
リエーフはチラッとの方をみた
「青根くんは気づいたらなかったのかな?」
青根は頷いた
「そのラブレターにその子の連絡先がかいてあったんです。書いてなかったら別に落としても探したりはしないですけど‥一応連絡先はその子の個人情報かなって思って‥変なやつに見つかったらやばいかなって思って‥」