第15章 落とし物
青根は紙を及川に渡した
「なんて書いたんですか?」
は紙をのぞきこんだ
「どうやらラブレターは彼のではないらしいね。彼の友達からもらったみたいだ。そしてそのラブレターを落としてしまった‥と」
「私てっきり‥青根くんが女子に告白されたのかと‥」
「あともう一つ質問していいかな?」
青根は及川をじっと見つめた
「‥とりあえず。質問かいたから答えてくれるかな?」
及川は紙を青根に渡した
「今度はなんの質問を?」
「そのラブレターは友達が誰かに告白されてもらったものなのかなって思って」
青根は紙を及川に渡した
「‥友達がクラスの女子に告白されてもらったラブレターってかいてあるね」