第5章 迷子の犬
「あの人が北さん」
「ねぇ岩ちゃん背高くない?あの人」
「そうだな」
「治からさきほど電話でお話はききました。コンスケを探して頂けますでしょうか?」
「外いま暑いから‥このままだと‥コンスケ‥死んでしまう‥‥」
侑は泣きそうな声で言った
「今から探しに行きます。連絡先を教えていただけますか?」
「はい」
北は自分の連絡先を紙に書いた
「あとはこの人達に任せよう。帰るぞ!」
「うん」
「コンスケの事絶対みつけてや!!」
「わかってる!絶対見つけるからちょっと待ってて!!」
がそういうと侑は笑った
「信じてるからな!あんたのこと!!」
「ほら!行くぞ!侑」
「待ってや!今行く!」