第5章 迷子の犬
「あのさ‥もしかして二人に両親っていないの?」
「いる!!勝手にいない事にすんなや!」
「ごめんごめん‥」
及川はの方をチラッとみた
「じゃあどうして北さんって人に連絡したの?」
「俺らの両親‥日本にいないんや‥」
「海外?」
がそういうと治は頷いた
「海外にいってもう5年くらいになる」
「君たちっていまいくつなの?」
「こら!日向!」
岩泉は日向の頭を軽く叩いた
「今俺達10才」
「10才‥5年前‥てことは5歳の時に両親は海外行っちゃったんだ」
「旅行に出かけて来る言うて‥5年たった‥」
二人と話していると事務所の玄関が開いた
「「北さん!!」」