第5章 迷子の犬
「子供?!」
日向は驚いた
「子供なんて初めてだよね?岩ちゃん」
岩泉は頷いた
「日向麦茶出せ」
「はい!」
日向は麦茶を子供の前に置いた
「どうぞ麦茶です」
「汗びっしょりだね‥とりあえずのんで?二人は双子であってる?」
二人はゆっくり頷いた
「名前きいてもいいかな?」
「えっと‥宮侑と‥」
「宮治‥」
「ありがとう!侑くんと治くん何があったのか教えてもらえるかな?」
「散歩してたら‥逃げちゃった‥」
「散歩って事は‥犬かな?」
「リード切れてもうた‥‥」
治はポケットから切れたリードを取り出した
ストラップがついている
「このストラップにコンスケの写真はいってる」