第30章 お世話になりました
「潔子先輩今イタリアにいるのか?」
「はい‥イタリアでモデルをやりながらバイオリン職人しています」
「日向も一緒に行くのか‥‥」
「俺も一緒にイタリアに行きます」
日向は事務所の皆を思い浮かべた
「谷地さんはイタリアにいってどうすんだよ」
「実は私‥清水先輩の元で弟子入りするつもりです」
「でもいきなりいって弟子入りなんか出来んのかよ」
「清水先輩と連絡とりました。そしたら来てもいいけどそんなに甘くないからっていわれました」
話していると事務所に到達した
「田中さんありがとうございました」
「おう!」
事務所の中に入ると誰もいなかった
「今日休みなのかな」
「でも翔陽‥電気はついてるし鍵もかかってなかったよね?」