• テキストサイズ

【グノーシア】星々のまたたき【短編集】

第10章 【沙明】待ち人



ーーー

沙明がいるだろう娯楽室に急ぎ足で向かう

ドアを開けるとやっぱりそこにいた

「沙明」
「よぉ、アカリ。お前もサボりか?イイ趣味してんじゃん」
「そんなわけないでしょ」
「んなつれねーこと言うなって。イーズィに行こうぜ
それにお前となら天国見れそうじゃねーか」
「確かに、このままだったら冷凍されてうっかり天国には行けるかもね」

軽口にこっちも軽く返しながら近寄る

「ほら、行こう沙明」
「俺ァ目立ちたくねえんだよ。グノーシアに襲われたくねーからな」
「参加しない方が逆に目立つと思うけど……?
現にもう今居ないのバレてるんだから」

それでも沙明はなかなか動こうとしない

「私は、沙明がグノーシアに襲われるのも、コールドスリープされるのも嫌なんだけどな」
「んだよそりゃ。お前俺のこと好きなのか?」
「……そうって言ったら?」
「おいおい、マジかよ……。そりゃお前、随分ゴキゲンな話じゃねえか
んじゃ景気づけに一発熱いベーセを「生き残ったら、ね」
「……OKOK。いっちょ一緒にグノーシアやっちまうか!
頼りにしてるぜ?アカリ」

ようやく立ち上がった沙明を連れてメインコンソールに急ぐ
勢いで言っちゃったけど……キスのことはまた、追々考えるとして……
一緒に生き残れたらいいな。……いや、生き残るんだから
/ 57ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp